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女子でも出来る簡単梱包術

2013.07.09/引越し・新居,住宅・引越し・インテリアについて

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      人生のうちに引越するタイミングといえば、どんなことがあるでしょうか。 たとえば、進学のため・就職のため・結婚のため・家族のため・持ち家を買った・転勤になった・実家へもどる・老人ホームに入る・・・など、人生のターニングポイントになる場面が多いのです。 「引越は、しばらくないかな~」と思っていても、突然起こることもあったりするのです。 そういったこともあり、「引越ってなんだか緊張する!」という方も多いのではないでしょうか。   そういった人生の節目である引越は、重大ではありますが、少しでも気楽に思えるような引越のコツについてご紹介したいと思います。 引越作業は業者に任せるとして、一番大変な梱包(荷造り)についてお話させていただきます。  

1. 引越日決定!まずは、どのくらい前から準備を始めたらいいの?

引越の規模によっても変わってきますが、遅くとも二週間前には荷造りなどの準備を始めた方がスムーズな引越ができます。 また、引越の時は、予想以上に処分する物や、ゴミが出ることがあります。お住まいの自治体が定めるゴミの収集日のことを考えても二週間は、準備期間があった方がいいですね。  

2. 仕分けをしましょう。

スムーズな新生活のスタートの為には、いるもの・いらないものの仕分けは必須です。 押入れの奥の奥まで見る機会は、衣替えと・・・もしかすると引越の機会だけという方もいらっしゃるかもしれません。 何年も着ていなかった服、サイズの合わなくなった服、使っていない家具・家電、本や置物など、この際新しいおうちには持っていかないように心掛けることが大切です。恐らく、新生活でも手にする機会はないでしょう!なんとなくもっているだけではスペースの無駄です!捨てる勇気を持つことが先決です! たくさんある雑誌や書籍、データは必要なところだけファイリングするのもオススメです。この機会にコンパクトにまとめましょう。  

3. 仕分けが終わったら、さっそくダンボールに詰めていきましょう!

原則は、玄関から見て一番奥に置いている新居ですぐ使わない物から始めましょう。 奥の部屋から片付けて、できらダンボールはその部屋にまとめて置くようにします。 荷造りしたものの、気づいたら荷物で出入り口が塞がってしまったり、ぶつかって転んだり、山積みされたダンボールはスムーズな引越しの妨げになることもあります。お気をつけ下さい。 注意点としましては、ダンボールの底は、先に短いはねを曲げ、次に長いはねを折り曲げて、面を合わせて、テープを十字に止めましょう。底が抜けにくくなります。角まで止める必要はありません。逆に滑りやすくなり危険です。底の組み込みも抜けやすくなり危険ですのでやめましょう。 詰めたダンボールには、【中身は何か】【どこの部屋のどこにあったのか】そして、 【新居のどこへ運ぶのか】を書き込んでおけば、とてもスムーズです! 引越の際に使用するダンボールの個数は、単身の方でも5個~10個は少なくとも使用しますので、家族世帯だと、100個前後になることもあります。 そのためにも、どこに何が入っているか、分かっておくのは必要ですね。   ☆記入例:
  • ○○タンス○番目、○番目引き出し ⇒ 2階 洋室へ
  • 台所調味料 ⇒ 1階 キッチンへ
  なかには、事細かく記入していらっしゃるお客様もいらっしゃいますが、おおよそで問題ないと思います。全部事細かく書いていたら、大変ですからね。 上の部分だけ書いておいても、ダンボールを積んでしまうと上の部分は見えなくなってしまうので、サイドにも書いておくと便利です。 引越作業のスタッフが運ぶ時にわかりやすく、運搬もスムーズになりますし、何より何が入っているか一目で分かるので、中身を取り出しやすくなります。  

衣類・・・

タンスごと、引き出しごとに詰めていきましょう。一段目が終わったら一段目、二段目が終わったら二段目というようにメモを挟んで入れておけば、新居に着いたときにとてもラクです。 スーツやコートなどは、ハンガーに掛けたまま運べるハンガーボックスを販売していたり、レンタルしている引越業者もありますので、相談してみて下さい。  

書籍・雑誌・・・

みかん箱を目安に小さめのダンボールに梱包して下さい。(Sサイズ) 書籍・雑誌のダンボールはたくさん入っていると、とても重くなります。 力持ちの引越スタッフは運べても、新居についてから整理しようと思っても、積み置きしてあるダンボールが一人では降ろせないとか、場合によっては、ダンボールの底が抜けてしまうことも・・・  

食器類・・・

食器類は、輸送中に割れてしまわないよう、一枚一枚紙に包んで準備して下さい。隙間には緩衝材を入れるとより安全です。コップ等も同様に、一つずつ、蓋があるものは別々に包みます。  

ビン・調味料等・・・

割れ物ですので、緩衝材で梱包してから立てて入れましょう。調味料も同様です。 しっかり蓋をして、こぼれるのが心配であれば袋に入れてから立てて入れます。 真夏の暑い時期はトラックの荷台も高温になりますので、生鮮食品や常温では保存できない食品は、必ず当日までに処分されるようにお願いします。   ダンボールに詰める家財は、このように対応して下さい。 くれぐれも現金や貴重品は、ダンボールに詰めないように、ご自身でお運びください。 そして何よりも、大事なご家財です。ひとつひとつ、思いを込めて梱包をしていきましょう。   また、アート引越センターでは、お客様に少しでもラクに、そして楽しく引越ししていただけるよう、様々なオリジナルの梱包資材を用意しています。  

エコ楽ボックスシリーズ

現在アート引越センターでは、3種類のエコ楽シリーズを無料レンタルしております。 環境にやさしく、荷造りや荷解きもとても楽になります。  

「エコ楽ボックス/食器ケース」

プラスチックケースの外箱と、ポリエチレン素材の内箱の2種類で構成されています。 内箱の仕切りは食器のサイズに合わせて11種類ご用意しています。 こちらは、引越時のゴミを減らすだけでなく、荷造りや荷解きにかける時間や手間を省くことが出来ます。 こちらを5ケース1セット無料レンタルできます。  

「エコ楽ボックス/シューズケース」

シューズケースは、靴をそのままボックスの仕切りに入れるだけなので、面倒な梱包もいりません。16足の靴が収納できます。 また、靴をそのままお運びできますので、ダンボールの中でばらばらになったり、形が崩れてしまう恐れもありません。  

「エコ楽ボックス/テレビケース」

紙を使わない新開発「テレビケース」で作業時間も短縮!不織布やクッションパットの採用で、大切な薄型テレビもさらに安心・安全。お持ちのテレビのサイズにあわせて伸縮し、ピッタリのサイズで梱包します。(適応サイズ32インチ~52インチ)   そのほかにも、ご予算にあわせて選べる、3つの「引越パック」があります。  

アートの基本パック

荷造り・荷解きをお客様にて行っていただくプランです。 一番リーズナブルになります。  

アートのハーフパック

荷造りのみ、アートのスタッフが行い、荷解きはお客様に行って頂くプランです。 引越作業で一番手間がかかる、荷造りのところをお手伝いいたします。  

アートのおまかせパック

荷造り・荷解きともに、アートのスタッフが行うプランです。 料金としては、作業スタッフを増やしたり、作用時間が増えたりしますので、上記2つのプランの中では、一番割高にはなりますが、ご自身で準備や片付けをしなくて良いので、とても楽です。   3つのパックの共通サービスとして、ダンボールに入らない大きな家具・家電については、当日、伺う作業スタッフがしっかり保護をして、安全に運んでいきますのでご安心下さい。     時間も体力も使う引越の荷造りですが、お忙しい方や、全部やりたくない!面倒くさい! という方は、荷造りを任せてしまうというのも、一つの方法かもしれません。 もちろんキッチンだけ、書籍の多い方が本だけ、というような一部梱包もご対応できますので、お見積の際にご相談下さい。   ちょっとだけ、引越の不安は解消できたでしょうか?実は私自身、自分の引越は毎回苦戦しております。「これはまだ使うかもしれないな~」とか、奥にしまっていたのアルバムを見て思い出に浸って、作業が進まないとか。そんな状態です。 しかし、期限(引越日)は刻一刻と近づいてまいります。こんなことなら物を減らしておけばよかった・・・と毎回思っておりました。毎日引越のお手伝いをさせていただいているのに、自分のこととなると情けない話ですね。 そんな時に、あるお客様に出会って、考えが変わった出来事があります。  

~転勤族の奥様のお話~

以前、旦那様のお仕事の関係で引越を何回もされているお客様のご自宅にお伺いして、 見積をさせていただきました。 お部屋の印象としては、とってもスッキリされていて、無駄な物が少ない、使い勝手もよさそうな感じ・・ 私「何回も、引越で大変ですね。」 奥様「でも引越するたびに荷物が減っていくの!」 私「?」 奥様「荷作り面倒でしょ。だから少しでもラクにしたいと思って!」 私「そうなんですか。工夫されているところはありますか?」 奥様「物件によって、収納の大きさや、間取りが全然違う。だからそのたびに家具を買い直すのも大変。うちは衣装ケースとダンボールをフル活用しています!」 そして、収納の中を見させていただくと・・・ 小さめの衣装ケースがズラーッと並んでいて、その奥に引越屋のダンボールを重ねた簡易 ボックスを発見! 奥様「衣装ケースは、長い物だと物件によっては扉が閉まらなかったり、はみでたりするから、小さめのものにしているの。そうすれば大抵の物件で問題なかったの。引越屋さんも中身が衣類ならそのまま運んでくれるしね。ダンボールは重ねてカラーボックス代わりにしているの。引越屋さんのダンボールって意外と丈夫だから、かさばるバックとかはここに入れておくの。それで引越しのときは蓋をして、テープで止めるだけ(笑)」   ・・大変恐れ入りました!こちらの奥様は、ご自身もお仕事をされていて、旦那様のご転勤の辞令も、突然言い渡されることが多い為、少しずつ物を減らして、そして効率よく引越に備えてらっしゃいました。   実はこういったところからも分かるように、梱包の一番のコツは、物を減らして、手間を減らすというところなのです。 普段から断捨離を心がけて、整理整頓しておけば、急なお引越にも対応できるかもしれませんし、なにより、新しい生活環境をスムーズに整えられるという利点があります。 それがなかなか出来ない・・・という方が多いとは思いますが、引越という機会を利用して、是非仕分けのところから、始めてみて下さい。 実際に、現在のおうちにあるものを、すべて運んだら行先に入りきらなかった、もしくはダンボールの山になってしまい、荷解きにかなりの時間がかかり、普通の生活に戻るのにも時間を要してしまうこともあります。 そうならない為にも、大変な作業にはなりますが、仕分けはしっかり行いましょう。 そして今まで大切にされてきたご家財を、気持ちを込めて梱包しましょう。   引越が終われば、新生活のスタートです!心もお部屋もスッキリした状態で、新しい一日を始められるといいですね。  
LNAVI専属引越スペシャリスト
アートコーポレーション株式会社 須賀 香織 アート引越センター (http://lnavi.jp/shops/434)