2013.06.19/結婚について
大好きな彼と結婚することができて、幸せな気持ちでいる方が、
きっとたくさん読んで下さっていることと思います。
これからの夫婦生活の中で、役立つ心理をお伝えしたいと思います。
楽しい新生活に、少しでもお役立て頂ければ嬉しいです。
あなたは、傍にいる大切な人の機嫌が悪くなった時、どのような対応をしますか?
不機嫌になった相手の為に、何とかしなくちゃ!と思ったりするのではないでしょうか。
「私が何かしちゃったんだろうか?」
「どうにかして、気分を良くしてあげなくっちゃ!」
こんな風に考える人は、とても多いでしょう。
心から、相手のことを大切に思ってのことと思うのですが、
この心理は、実は大きな落とし穴になってしまうのです。
心理では、上記のように相手の気分を何とかしてあげよう!としてしまっている時の私たちの心理を「他人の感情の責任を取る」と表現します。
つまり、相手(例えば旦那様)の感情が悪くなったら、私の責任でどうにかしようとしていることを言います。
一見、良き妻の様にも思うかもしれませんが、これは、相手に上手くコントロールされちゃっているということなのです。
旦那さん:不機嫌になる
あなた:それを見て、何とかしなくちゃと思う
あなた:旦那さんの為を思った言動をする
と言うように、旦那さんに振り回されているのです。
もちろん、反対のことをしているご家庭もあるでしょう。
そうです。あなた自身が相手をコントロールしてしまっているようなことです。
人は、他人からコントロールされることに、強い抵抗を感じます。
初めは、大好きな相手だからと気にならなかったり、我慢できても、積もり積もればストレスとなり、突然たまったものが爆発する、ということも起こってしまうのです。
どんな理由での感情であれ、自分の感情の責任は、自分でしかとれません。
あなたが責任をとることではないのです。
あなたが一度動いてしまえば、
「不機嫌を見せれば、自分の機嫌を取ってくれるはずだ」
と、相手は覚えてしまいます。
不機嫌な様子でも、焦らずに、ただ優しく耳を傾けてあげましょう。
「何だか、いつもより元気がないように見えるね。」と、そのままを受け止めれば、きっと自然と話をはじめるでしょう。
その話にも、暖かく寄り添ってあげましょう。
勝手に罪悪感を感じているあなたがいたら、「罪悪感を感じる必要はないんだ。」「相手の感情の責任はとらないこと。」と自分で自分に言ってあげましょう。
皆様が、いつまでも、お互いが尊重しあえるすてきなご夫婦になっていかれることを心から願っています。
LNAVI専属心理カウンセラー 武田 亜季
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